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2月の通信隊 春をさがして [深谷通信隊の四季]

2月も半ば
冬枯れ一色だった通信隊も日に日に春めいてきました。
通信隊は、鉄塔が撤去された後は特に大きな変化はありません。
通信隊猫のチューニャンに餌を運びながら春さがし。
藪の中にひっそりと咲く梅の花に
柔らかい日差しが注いでいました。

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          一枝折ってクロネィに張り付けてみました^^


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               仲良しカラス


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            チューニャンは何とかこの冬を通信隊で越せそうです。
            厳しい寒さの中で精悍な顔つきに(女の子なのですが^^)


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         朝夕の空もやさしい色合いになってきました。

         職場の窓から見える河津桜もつぼみをほころばせてきました。
         この土日の暖かさで一気に咲き出すことでしょう。
         あっという間に春ですね〜♪

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※俳句の書は、書道教室の先生が手本として書いてくれたものです。
 私は手本というよりも家に飾るためにもらってきます^^

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<最近読んだ本>


猫のいる日々: 〈新装版〉 (徳間文庫)

猫のいる日々: 〈新装版〉 (徳間文庫)

  • 作者: 大佛 次郎
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2014/08/01
  • メディア: 文庫


75年の生涯に500匹以上の猫を飼ったというのだから、猫好きだったのだろうと思うが
このエッセイ集は淡々と日常での猫との関わりが書かれていてさらりと読めた。 
「人間の生活同様、多種多様な猫の形を書いている」と解説に書かれていたが、文学として
読めるのがさすがだと思う。




渥美清句集―赤とんぼ

渥美清句集―赤とんぼ

  • 作者: 渥美 清
  • 出版社/メーカー: 本阿弥書店
  • 発売日: 2009/10
  • メディア: 単行本


渥美清が俳句を書いていたと聞いていたが、たまたま図書館にあったので借りてみた。
どこか寂しく、どこか優しく
渥美清という人間が少し理解できるような句だった。



その羽であの空飛んだか置物の鷹

氷柱ほそく誰もいない水車小屋

山茶花くずれヒールすぎゆく

夢で会うふるさとの人みな若く

風ぬける垣根の隅に紙の雛

たけのこの向こう墓あり藪しずか

芋虫のポトリと落ちて庭しずか

赤とんぼじっとしたまま明日どうする

お遍路が一列に行く虹の中

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takenoko

渥美清が俳句を・・全く知りませんでした。目に飛び込んだ情景そのものですね。
by takenoko (2016-02-14 06:00) 

斗夢

一芸に優れた人は別の芸も持っているんですね!
タックンさんは素晴らしい書を書くと思ったのですが、
先生のでしたか^^。
by 斗夢 (2016-02-14 06:15) 

mimimomo

おはようございます^^
春ですねぇ~ 通信隊の何となく柔らかいこと!
チューニャンも春を感じているようですね^^
⇑、実はわたくしも、凄い上達されたのね~っと見ておりました^^; 先生のものでしたか^^
渥美清が句を・・・全然知りませんでした。
by mimimomo (2016-02-14 06:30) 

タックン

takenokoさん こんにちは。
渥美清が俳句が公表されたのは、68歳で亡くなった後だそうです。俳号は「風天」
句友に和田誠、小沢昭一、浅井愼平など
俳句でもどこの結社にも属さず一匹狼だったそうです。
by タックン (2016-02-14 12:05) 

きよたん

もうすぐ春が来ますね
空気がそんな感じです。
渥美清さんの俳句 素直で優しい句ですね
by きよたん (2016-02-14 12:06) 

タックン

斗夢さん こんにちは。
そうなんです これは師匠の書です^^
毎回季節にあった俳句を書いてきてくださるので
皆で奪い合うようにいただいてきます^^

チビちゃん 虹の橋を渡ってしまったのですね。
長い間一緒に暮らしていた大切な家族
さぞかしお寂しいことでしょう。
最後まで見守られて、きっと幸せだったと思います。
by タックン (2016-02-14 12:15) 

タックン

mimimomoさん こんにちは。
今日は春の嵐でしたが、通信隊も日に日に春めいてきました。なんだかワクワクします^^

すみません 紛らわしくて^^;
私の書は、毎回先生に大きなため息をもらうほど・・・
まだまだお見せできる腕には遠いのです。
書いている時は楽しいので、それでいいかと^^

渥美清さんは、私生活を明かさないことで有名でしたね。
俳句は唯一の趣味だったとか、本当はどういう人だったのでしょうね。
by タックン (2016-02-14 12:23) 

夏炉冬扇

ご精進ですね。
仲良しカラス、いいなぁ。
by 夏炉冬扇 (2016-02-14 18:53) 

トリエル

タックンさん、こんばんは。
今日の嵐は凄かったですね。
確実に貼るが近づいているようですが、明日からまた少し寒くなるそうです。体調崩さない様に気を付けてくださいね。

梅ももう咲いているんですね・・・・
春はステキな季節ですが、花粉が怖いです。(^^;)
既に、花粉症は始まっちゃっていますが・・・

ニャンは逞しいですね。。。。
タックンさんの写真はいつもホントに詩心を感じます。
ステキです♪
by トリエル (2016-02-14 19:50) 

トリエル

あ、貼るではなくて春です(^^ゞ
by トリエル (2016-02-14 19:51) 

タックン

きよたんさん こんばんは。
今日は荒れた天候でしたね。
突然大きな音、春雷でした。
寒さが戻るとは言え、もう春はそこまで来ていますね。
渥美清さんの句、俳号は「風天」だったそうですが
あの寅さんのイメージとはまた違う渥美さんが感じられます。
by タックン (2016-02-14 20:12) 

タックン

夏炉冬扇さん こんばんは。
仲良しカラスさん いいでしょ^^
通信隊にはたくさんのカラスがいますが
毎日観察しているとカラスの様々な家族愛が見られます^^
by タックン (2016-02-14 20:16) 

タックン

トリエルさん こんばんは。
今日の風雨の中、ダイちゃんと歩きました。
いつもの3倍くらいの風を受けて、それだけで疲れてしまいました^^;
そうですね〜 春が来るのは嬉しいけど花粉もやってくるのですよね。私も今日は何度かくしゃみが出ています。

2月はトリエルさんのお誕生月でしたね。
おめでとうございます♪
ますますのご活躍を祈っております。
by タックン (2016-02-14 20:36) 

sakamono

「梅に黒猫」。いい感じの写真ですね。「仲良しカラス」も、ぽてっと
した体型のカラスが、なんかカワイイ^^;。
近づく春の気配が、写真から感じられます。
by sakamono (2016-02-16 00:43) 

はてみ

夢で会うふるさとの人みな若く
この句がちょっと泣けました。
自分はまだそんな年じゃないと思うんですけど。
二月はまだ冬とはいっても、梅を見、日が延びたのを感じると、もうじき春が来るんだな~と期待せずにはいられません。
今度ぜひカラスの家族愛のようすを書いてください(^^)
by はてみ (2016-02-16 12:55) 

toro

こんばんは。
自分のブログ更新を激しく怠っていて、少しご無沙汰をしておりました。
そんなこんなで春ももうすぐですね。
まあるくなっている鳥たちも、チューニャンも、そろそろシュッとしてくるかな。
by toro (2016-02-16 18:28) 

そらへい

気を取り直して、次のブログは「春をさがして」みようかな
と思っていたのですが、ウインドウズ更新になってしまいました。
お手本の書、ここまで達するのはなかなかのことではないのでしょうね。
私は50過ぎにはじめた手習い
我流の筆ペン習字に手こずっている段階です。
俳句、英語とともに何度も挑戦して挫折したトップ2です。
渥美清さんの俳句、知りませんでした。
是非、読んでみたいですね。
図書館で探してみます。

by そらへい (2016-02-16 20:49) 

タックン

sakamonoさん こんばんは。
写真を撮るのに梅の花のバックを探していたら
クロネィが現れてくれました^^
ぼてぃカラスも可愛いですよね。
この2羽はいつも一緒です。
日に日に春めいてきました。青梅はいかがですか?
by タックン (2016-02-17 19:07) 

タックン

はてみさん こんばんは。
私もこの句を読んだとき、若き日のおじやおばの顔が浮かびました。なんだか自分が守られていた幸せな日々を思い出され胸がじ~んと^^
渥美さんの句、ちょっと寂しい句が多いですね。
最後の「お遍路が一列に行く虹の中」はご自分の病気を知った2年前の句だそうです。

カラスが子カラスに餌を口移しにやっているのをたびたび見ます。その子ガラスが、親ガラスくらいの大きさになっても甘えてギャァギャァと、しょうがないなぁという感じの親ガラス、その仕草がとてもいい感じなのです^^
それを家族愛というのかどうかは?ですが^^
by タックン (2016-02-17 19:26) 

タックン

toroさん こんばんは。
私も撮り溜めた写真がどんどん古くなってしまうほど
更新がなかなかできません。
そんなこんなの中でも、季節は確実に移り進んでいます。
寒い寒いといいながらも、空気がふっとやわらかくなってきたのを感じます。
そうそう今日 この春一番のフキノトウのてんぷらをいただきました^^
by タックン (2016-02-17 19:36) 

タックン

そらへいさん こんばんは。
次回は「春をさがして」でしょうか、楽しみにしていますね^^
先生のこの書体が好きで、この教室に通っているようなものです。こんな風に書けるようになるのには、私にはもう時間が足りません^^
俳句と英語、俳句もやられるのですか!
挫折と言わず、是非挑戦してください。
俳句を読んでいると、その人なりが映し出されているような気がしますね。
渥美さんの句は、どこか寂しく孤独な一面を見たような気がしました(もちろん句集の中には楽しい句のありましたが)。
by タックン (2016-02-17 19:51) 

yoriko

綺麗な書だと思いましたらお習字の先生の作品なんですね
字が美しいと良いですね。
渥美清が俳句を書いていたのですね知りませんでした
一芸に秀でた人は何事にも起用ですね
by yoriko (2016-02-17 22:57) 

タックン

yorikoさん こんばんは。
紛らわしくてすみません^^;
先生は毎回季節に合った手本を書いてきてくれ
その中から好きな書を選ぶのですが、
私は全部欲しいほどお気に入りばかりです^^
渥美さんが俳句を書かれていたこと私も知りませんでした。
その句を読みながら、やはり渥美さんは演じる人なのだなぁと思いました。
by タックン (2016-02-18 21:32) 

未来

いつも同じことをかくのですが、
タックンさんのブログのすべては、
風景写真も、猫ちゃんたちも、そして文章も、
俳句の書も褒めようとしたのですが、
これは違うらしいので止めときます。
構図が素晴らしいですね。
私はタックンさんと反対で、推敲もしないで放りでしてしまいます。

渥美清さんの生き方はハードボイルドですね。
レイモンド・チャンドラーの「ロング・グッドバイ」の主人公のようです。
by 未来 (2016-02-21 09:51) 

タックン

未來さん こんばんは。
いつもありがとうございます。
ほめていただいてとても嬉しいのですが(ほめすぎですが^^)最近はややマンネリ状態です。
伝えたいことはたくさんあるのですが、未來さんのように
上手く文章化できません。未來さんの詩を読むたびに「そうそう」と共感させてもらっています^^

「ロング・グッドバイ」読んでいませんが
渥美清さんの生き方に重なるのですか?
読んでみたくなりました。

by タックン (2016-02-21 19:33) 

moz

きれいな夕焼け空ですね。
藪の中にひっそりと咲く白梅・・・これもとても風情がありますね。お寺や家の庭で咲くものとはまた違います。^^
チューニャンも暖かくなってきて良かったですね。
旅をする木読み終えました。とても良い本をご紹介いただきました。でも、星野さんはなくなってしまったのですね・・・。色々なことをまだ書いてほしかったし写真も宅んさとってほしかったです。
by moz (2016-02-22 06:39) 

未来

渥美清さんと、レイモンド・チャンドラーの書いた「ロング・ぐっとバイ」の
主人公とは似ても似つかないかもしれませんが、家族とジャーナリストの間に一線を引いて家族を守りました。
そして孤独を愛し、終生毅然とした態度で過ごされた生き様は、
「ロング・グッドバイ」の主人公を彷彿させるものがあると思いました。
ちなみに、この本の訳者は、村上春樹訳でした。
by 未来 (2016-02-22 08:56) 

タックン

mozさん こんばんは。
藪の中に梅が咲いているのを見つけると
あぁ〜春だなぁと思います。
mozさんのところで見せていただく梅の花の美しさに
毎回うっとりですが、年々その梅の花が好きになります^^
「旅をする木」読んでいただいてありがとうございます。
星野さんが若くして亡くなってしまったのは、本当に残念ですが、生き方としてはその死で完結してしまったのかもしれませんね。その死から星野さんのメッセージが伝わってきます。
そういえば昨日、たまたま見ていたNHKの日曜美術館でモネの特集をやっていて、その中で原田マハさんが熱くモネを語っているのを見ました。
以前mozさんが書かれていた記事を思い出しました。
私も「ジヴェルニーの食卓」読んでみようと思います。
by タックン (2016-02-22 21:12) 

タックン

未來さん こんばんは。
わざわざありがとうございます^^
この俳句もそうですが、渥美清さんの評伝を読むと、本当はどういう人だったのだろうと興味が湧きました。
たまたまこの正月休みに寅さんの第一作目を見て、いきいきと演技をする元気な渥美さんをみたばかりだったので、余計そんなことを思ったのかもしれません。
「ロング・グッドバイ」さがしてみます。
村上春樹さんはレイモンド・チャンドラーの翻訳をたくさんしていますね。
さすが未來さんは幅広い読書をされていますね〜。
by タックン (2016-02-22 21:22) 

風の又三郎

梅の花 咲くのはいつだろう 春待つ北国
と言う感じの当地ですが、春が感じられる風景ですね、うらやまし。
ツグミとモズ、最後の写真の鳥たちははて?
渥美清さんの俳句、心に沁みいるような。
 風ぬける垣根の隅に紙の雛 
いろいろ想像して、そしていろんな思いが駆け巡りますね。

by 風の又三郎 (2016-02-27 17:48) 

タックン

風の又三郎さん こんばんは。
梅は春を感じさせる一番の花ですね。
今年は暖冬と言われていますが、盛岡はまだ開花を見ないのですね。
ツグミもモズも通信隊を賑わせていますが、今は雲雀の高啼き、その声にも春を感じます。

渥美清さん、俳句から寅さんとは全く違った人物像が感じられますね(もちろん演じている寅さんとは別人ですが^^)
紙の雛の句、私も心に残った句でした。
by タックン (2016-02-28 20:35) 

moz

原田マハさんNHK に出ていたんですね。見ればよかったです。ジヴェルニーの食卓、良い本でした。機会があればぜひ^^v
by moz (2016-03-08 06:19) 

タックン

mozさん 
原田マハさん 本当に熱く熱くモネを語っていましたよ^^
mozさんも同じですね^^
by タックン (2016-03-09 21:10) 

nakasama

タックンさんこんばんわ、お久しぶりです。
年が明けてあっというまに3月も半ばになってしまいました。
あわててふきのとうを摘んできたりしています。
渥美清さんの句は悲しい句が多いのですね。
なんとなく晩年病床で書かれた句なのかなぁ?と感じました。
寅さんのあの笑顔がちょっと悲しく見えちゃいますね。
by nakasama (2016-03-12 18:42) 

タックン

nakasamaさん こんばんは。
本当におひさしぶりです^^
相変わらずお忙しいのでしょうか。
今年は通信隊の跡地でフキノトウをたくさん摘みました。
てんぷらが大好きで毎日でも食べていたいほど^^

本当ですね〜
渥美さんの句からは悲しみが感じられますね。
今年のお正月休みに『男はつらいよ」の一作目を見ていたので、映像のなかの元気な寅さんと重ならず句を読みながら、素顔の渥美さんを想像しました。
それとは別に、最近「寅さん」に無性に会いたくあなります^^
by タックン (2016-03-12 21:42) 

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