SSブログ

5月の通信隊  [日々の眺め]

5月の通信隊

バス停までの道のり、たくさんのヒバリたちが空高くさえずっています。
この草地の中にどれだけの巣が作られているのか
無事に巣立つまでどうか草刈りが行われない様にと祈る思いです。

それにしても大空独り占め、気持ち良さそうです♪

DSC00412 (500x350).jpg

散歩に行くダイちゃん
後姿はまだ若々しいけど、飼い主さん80代、ダイちゃんも高齢です。
一日一日が勝負よと笑う飼い主さんの言葉、我が身にも重なります。

DSC00409 (500x374).jpg


DSC00448 (400x300).jpg


DSC00449 (400x300).jpg



DSC00420 (400x300).jpg


通信隊猫フーの目の先、毛虫がゆっくりと道を横切ろうとしていました。
まさか手を出すことはないだろうと思いながらも
渡り切るまで、フーの傍で見守りました。

DSC00441 (400x300).jpg

DSC00436 (400x294).jpg

通信隊は、今が一番気持ちのいい季節です。

DSC00408 (500x369).jpg


 ***********************************

5月の18日、19日にかけて故郷を訪ねました。
高校時代の弓道部のOB会の誘いを受けました。同学年だけ6人。
腰を痛めているので遠出はどうかなと躊躇したのですが
「もういつ会えるかわからないのよ」という言葉に後押されて参加しました。
地元の温泉に一泊、温泉に入るのも忘れておしゃべりでした。
それぞれに大変な人生を送っていて、高校時代の話よりは今の状況の報告会でした。
布団をびっしり引き詰めた部屋の中で、友の寝息を聞きながら
無理して参加して良かったと思いました。

次の朝は那須に住む弟に迎えにきてもらい、父母のお墓参りをしました。
墓地に行くまでの田んぼ道、たっぷりと水が張られ、整然の植えられた苗、
遠くに那須連峰、つくづく懐かしく、ここが自分の原風景と思いました。

DSC00461 (500x371).jpg


DSC00464 (500x374).jpg


DSC00467 (500x367).jpg


父も母もいなくなって、故郷は遠くなりました。
自分たちの家はすでに思い出の跡形もなく、
近くの神社の木が太くなっていたことに長い年月を感じました。

久しぶりの父母への墓参り
墓石の前に立つと「ようやく来てくれたのかい」という声が聞こえるようでした。
懐かしというよりも、深い安堵感に包まれているようでした。
空気もなにもかもここは「私の故郷」でした。


その後、弟の車で帰りの新幹線の駅まで送ってもらいまいした。
弟は那須に移住してもう何年にもなります。
車中、那須がいかにいい所かと語り続け
あちこちの山道を遠回りして車を走らせました。
途中、周りの山はどこもかも山藤が満開で、紫色に染められていました。
弟とは一つ違い、父母が亡くなぅてからは会う機会も少なくなり
本当に久しぶりにゆっくりと二人の時間を過ごせました。


DSC00479 (500x368).jpg


DSC00476 (500x370).jpg


DSC00480 (300x212).jpg


弟たちの畑から眺める那須連峰

DSC00485 (500x366).jpg

「しっかりしてくれよ」と弟の声に見送られ、西那須野駅から帰途につきました。
腰痛には少し辛い旅でしたが、無理して出かけて良かったと満足の小さな旅でした。

nice!(21)  コメント(26) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。