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2023年 6月  [日々の眺め]

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6月です。

庭の紫陽花がいつの間にか咲いて
いつの間にか終わりかけています。

仕事を完全にやめて2年。
あちこち体の不調があって、こんなはずではなかったと
老後を楽しみにしていたささやかな計画もどこか遠くに(^-^;

季節は速足で次の季節に走り出しています。

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通信隊は今チガヤがあちこち白く草地を染めています。

風に任せて同じ方向にたなびきます。

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赤がきれいな虫でしたがややボケ気味です。
カメラが壊れてしまってスマホで撮っているのですが
どれも今ひとつの写真です。


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             たまたま水たまりを撮ったところ
             不思議な写真になりました。
             水たまりは不思議な異次元の空間ですね。



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数日前の雨風が嘘のような青空です。
でもいよいよ本格的な梅雨を迎えるのでしょうか。 

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庭の藪の中に挿し木したバラが一輪咲いていました。
一輪でもバラは荒れた庭を華やかにしてくれています。

バラと言えば我が家では今、韓国ドラマの3本の指に入るという(連れ合い選)
「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん」の挿入歌として歌われている「百万本のバラ」が
流行りです。
「百万本のバラ」と言えば日本では加藤登紀子さんが歌っていますが、
韓国ドラマでの挿入歌は男性(コ・ウーリムさん)が歌い上げるというより
しみじみと語りかけるように歌っています。
ドラマも何度見ても深く感動、そのたびこの歌声が重なり心が揺さぶられるのです。

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2023年 4月  アカシアの花  蜻蛉 [日々の眺め]

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今年も通信隊跡地にアカシアの花が咲きました。

やはり例年よりは早く「もう咲いているわよ」と友人の知らせで
アカシアの小径(私が勝手に命名しましました^^)に走りました。
実際は腰の痛みをこらえてよたよたと、写真も上手く撮れませんでしたが
小径に着いたとたん、懐かしい匂いに包まれました。

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調べてみると、ここでいうアカシアは別名ニセアカシア
または針槐(ハリエンジュ)とか
どうしてニセアカシアと言われるのか興味深いですが
私はアカシアの方がぴったりきます。ハリエンジュもいいですね。

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以前はもっと木の本数があったのですが、年々枯れてしまい
今では少し寂しい小径となってしまいました。


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咲き充ちてアカシアの花汚れたり   高浜年尾   
      
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       アカシアが植えられている土手下は
       スイバが小花を付けて密生しています。


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花が咲き終わると、この小径は花びらで真っ白になります。
その花びらの上をそっと歩くのが楽しみ、ぜいたくな気分になります。
特に雨の日の夕暮れはあたりが甘い匂いに包まれます。

  針槐(はりえんじゅ)風とどまればにおひたつ   深谷雄大         

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蜻蛉

朝の散歩の途中、いつも休憩している農家のハウスの淵で
私のシャツのボタンに蜻蛉が止まりました。
ボタンは1センチくらいの大きさ、小さな小さな蜻蛉が止まったままです。
緑色に透き通った体を震わせています。
思わずカメラでパシャリ、透き通ったままの姿が撮れました。


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  蜻蛉はトンボに似た昆虫だが、トンボのように颯爽ととぶことはできない。
  飛ぶ力は弱く、風に舞うかのように空中を飛ぶ。空気がゆらゆらと揺らいで見えることを
  陽炎(かげろう)と言う。カゲロウはこの陽炎のように不確かではかないことから名づけ
  られたと言われている。(Wikipediaから)


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  寿命は多くが1~2日とか、「はかなく短い命」の象徴として「陽炎の命」という言葉が
  つくられたとか。いろいろ調べてみると「蜻蛉」は面白い昆虫だ。

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2023年 4月 点景 [日々の眺め]

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あわただしく桜の季節が終わって、それを待っていたかのように
花々が次々と咲きだしました。

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草地も青々と生命溢れる景色に様変わり、遠方の友人から送られてくるラインも花でいっぱい
スマホは花色に埋まります。

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朝、歩行練習を兼ねて歩く道も草花でにぎやかです。
ホトケノザが全盛だった草地に、代わってオレンジ色のナガミヒナゲシが
目を惹きます。
可愛い花ですが外来種とか、その繁殖力の強さで納得です。

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朝、オレンジの花びらに太陽の光が当たり
      ゆらゆらと揺れる姿は何とも美しい。

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                    。

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畑もネギ坊主ができるといよいよ初夏
代わりにスナックエンドウ、絹さや、新玉ねぎなど食卓をにぎわせています。

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農家の柿の林、枝々の造形が面白い。

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通信隊も枯れ地だった草原が緑色に染まります。
あちこちにタンポポの花
一方でつぎつぎと綿毛になっていきます。

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しばらく聞こえていなかった雉の鳴き声、雲雀の鳴き声、ウグイスの澄んだ声
生命を謳歌するようなその声にしばし耳をそばたてます。

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90歳になるまで、コミュニティハウスで書道を教えてくださっていたA先生が
いよいよ晩年の新たな住まい老人ホームに入ることになりました。
10人も満たない生徒でしたが、毎回和気あいあいと楽しい教室でした。
何より私たちは先生の書が好きで、手本と称して何枚も手にしていたものです。

最後に書いて欲しい一字があればということで、それぞれ好きな字をお願いしました。
私は「受」にするか「風」にするか迷いましたが、「風」でお願いしました。
みなみらんぼうの「僕は風になりたい」という歌が好きなもので^^

いよいよという日、数人で見送りました。
しばらくは玄関に飾り書を見るたびA先生の新しい暮らしを思いました。

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お花見 [日々の眺め]

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雨が続いて恒例の花見の時期をいつにするか天気予報をにらめっこでした。
結局室内から花見ということになり、妹宅の2階から窓いっぱいの桜を愛でながら
お弁当を囲みました。
いつもは崎陽軒のシュウマイ弁当なのですが
今年は奮発して豆腐料理の「梅の花」弁当となりました。
どれも美味しかったのですが、生麩のよもぎ田楽が特に美味しかったです。

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その後、朝の雨が嘘のような青空が広がってきました。
早速屋上に出て、上からの桜を楽しみました。
ここの桜は横浜薬科大の裏手にあって、知る人ぞ知る桜の隠れ名所になっています。


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桜は少し色あせてきましたが、それでも満開の桜に囲まれる風景は圧巻です。


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大きな建物は昔ドリームランドに隣接していたホテルだったところです。
今は大学の所有となり、時々住民に開放されます。


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冬場ですとここに富士山がくっきりと見えるのですが、だんだんかすんできます。
高台から見る景色は心を解放させてくれますね。

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散歩の途中、鮮やかに花開くシャクナゲを見つけました。
シャクナゲの花を見つけるたび、思い描くのは井上靖の詩集『北国』の中の
「比良のシャクナゲ」という散文詩です。

写真で見た比良山系の頂き一面にシャクナゲの花が咲く風景をいつか見に行こうと
心に秘めたまま10年が過ぎてもその風景をみることはないというような…
詩の具体的な言葉は忘れてしまいましたが、深い孤独というか悲しみが感じられる詩でした。
 
私もその詩を読んで、山一面のシャクナゲ、どんな光景だろうと想像しました。
その後、安達太良山で一面とは言えませんでしたが、山肌にたくさんのシャクナゲが
咲いているのを見ました。
山を明るく染めて孤独、悲しみとは無縁に感じられましたが、やはり詩の力でしょうか
比良のシャクナゲを一度見てみたいとシャクナゲを見るたび思いました。
足腰が弱った今はもう難しいでしょうが写真集だけでもと思っています。


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この「比良のシャクナゲ」だけでなく、詩集『北国』に書かれた散文詩はどれも魅せられました。
これらの中から小説となったものもあるようです。
久しぶりに井上靖の本を読んでみたくなりました。 


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小春日和のある日 [日々の眺め]

小春日和のある日
久しぶりに遠出、遠出と言っても車で10分くらい義父母の墓を訪ねた。
ドリームランド跡地にできた横浜市営墓地の一角。
公園墓地となっているので、同じ形をした石碑が芝生に並んでいるだけ。
石碑には小さな花台があるだけで塔婆や線香台はなし。
ドリームランド時代の樹木がそのまま残されていて、墓地は木々と季節の花に囲まれている。
特にバラの咲く季節は美しくここが墓地とは思えない明るさだ。

入口のメタセコイアの並木、その正面に水が流れる石のモニュメント。
そこは共同墓地となっていていつも花束が絶えない。



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義父母の墓に水仙の花を活け、手を合わせる。
義父96歳、義母101歳、それぞれの没年齢が刻まれている。
あり日の義母の言葉を思い出す。
「あんたも歳をとったらわかるよ」
実母の介護で思わず愚痴を言ってしまったとき、笑いながら言っていた。
義母はあちらから「ほらそうだろう」と笑っているに違いない。

見上げた空は、雲こそ多かったが晴れやかな青空

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入口の水路にはゆったりとカモたちが泳ぎ、時にはカワセミも姿を見せるという。


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                桜の開花宣言のための標準木
                かわいい花びらが待機中


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      帰り道、近くの春日神社の脇道を通る。
      神社の前の道を通る人、通る人、必ず立ち止まって礼をしている。
      隣に鹿舎、数十匹の鹿がいて神社らしい厳かな雰囲気を醸し出している。
      私も遠くから手を合わせご利益を願う(もっと歩けますように)。


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墓地公園は高台にあって、天気が良ければ富士山が望める。
私もいずれここの共同墓地に入ることになっている。
あちらから見るこの風景はどんなだろう。

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1月はなんてあわただしい月なのだろう
お正月を迎えたと思ったら、あっという間に立春
友人から送られてくる短歌や俳句も春の花が詠われてくる。

最近、何気なく聞いた小林旭の『あれから』という歌に心惹かれた。
詞を書いていいのかどうかわからないので断片だけ。

 若い日に同じ夢を見ていた二人
 年月が経って何十年後に再開
 泣き笑いあったあの日々
 君も俺もあれからどこで何した
 めぐり逢いのしあわせに
 決して戻らない遠い昔に 乾杯!

あれからどこで何した という言葉に二人の時間の重さを感じ
思わず小林旭の語り掛けるような歌声に聞き入ってしまった。



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2023年 1月 点景 [日々の眺め]

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明けましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします
。 

                            2023年 元旦                           


1月 点景


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            冬の日の 黄昏時の 風の音

  


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2023年のお正月
何事もなく、静かな年明けでした。
毎年、今年こそはと願いを立てるのですが
今年は無事に一年を過ごせればいいとそれだけです。

昨年は4匹いた猫の中の1匹、チッチが14歳で旅立ちました。
残る3匹も老齢です。昔はよく飛び跳ねていたのに、今は終日寝ています。
我家に猫が3匹いるとは思えない静けさです。
夜は私の枕もとで寝ているのが多くなりましたが、
その優しい寝息がなんとも幸せに感じます。

老猫の 寝息途切れる 冬日かな

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師走 [日々の眺め]

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師走です。
朝方のピリリとした寒さの中に身を置くと、いよいよ冬が来たことを実感します。
まだ不安定な腰を気にしながら、いつもの散歩コースを歩きます。

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外猫フーの元気な姿を確認
フーは休憩で座る私の膝にとことこ寄ってきて膝に上に乗ります。
子猫の時、通信隊で出会った猫。
首輪が汚れきっていて迷子になったのか、捨てられたのか
すごい形相で持っていたパンに食いつきました。
それから何年過ぎたでしょう、相変わらず外猫のまま自由に飛び跳ねています。
家にと思いながらも、我が家も他に老猫3匹がいるため、
どうしたものかと思いながらも朝夕の餌やりを続けています。

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腰の具合がまだ本当ではなく、自由に行きたいところに行くという事ができません。
私の行動範囲は家の中を中心に本当に狭く、なにもしないまま、
それでも月日はあっという間に過ぎています。


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断捨離の一環で本の整理を始めました。
洋服などは簡単に捨てられるのに、本は一冊一冊ごとに手が止まってしまいます。
もう読むことも絶対ないなと思いながらも、その本を買った当時の自分の心境が
甦ります。

今回思いとどまった本


『猫・大通り』武田花写真集

裏町やそこで生きている猫だけの写真集(人の姿はない)。 
ところどころに挿入されている文章がまたいい。
武田花さんの本は、読み終えると「あぁ〜 もっと自由に生きよう」
といつも思わされる。



『生きる歓び』保坂和志

この本は子猫を拾うたびに何度も読んだ。我が家の猫のバイブル。
手元にないがこの作家の『この人の閾』ももう一度読んでみたい。


『富士日記』武田百合子

この本は何度読んだことだろう。
どこからも、いつ読んでも楽しい。
今回入院していた時、同室の90歳の女性が
この『富士日記』を愛読していると話してくれた。

その他、内田百閒の『阿房列車』『ノラや』ほか内田百閒さんの本など
結局、何も捨てられないままほこりを拭いて終わりとなった。
断捨離はいつ終わるのだろう。



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土日の楽しみにTVで競馬を見ることがあります。
賭けることはありませんがついつい夢中になっている自分に驚きます。
馬につけられるユニークな名前、パドックで馬の調子を予想する楽しみ。
そして疾走する馬の美しさ。

今日もTVにかぶりついてしまうのです^^

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立冬も過ぎて [日々の眺め]

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11月に入ったと思っていたら、もうカレンダーは立冬も過ぎて月半ばを走っている。
今日は月一回の句会。句会と言ってもシニア世代の5人くらいの会だ。
句会の会場が3階にあり、しかもエレベーター無し。
腰を痛めてからその3階までの階段の昇り降りに自信がなく、投句だけで参加している。
仲間の人たちはもう何十年もやっている人たちで、初心者の私はオタオタしてしまう。


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自分で言うのもなんなんだが、私の俳句は素直なだけで深みがない。
自分の眼で見たままに写生している。
そんな句でも仲間はどこかしら一点はほめてくれる。だから続いている

今月の投句(10月・11月)

  猫の声 月食の町 静まりて
 
  西日射す 古道具屋や 秋深し

  老猫の 寝息途切れる 冬日かな

  微笑みを 残したままに 捨案山子

  走る去る 赤いスニーカー 秋澄めり


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最近読んでいる本

川上弘美「わたしの好きな季語」

  季語を通して俳句的日常を語るエッセイ集
  もともと好きな作家なので思わず注文、やさしい語り口に味わって読んでいる。
  

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友人がガパオライスを作ったと届けてくれた。
丁寧に作られたガパオライスはちょっとタイの香りがして美味しかった。
友人は思うように外に出られない私をいつも気遣ってくれる。
前日は近所の人が柿をたくさん届けてくれた。

みんなに見守られている幸せ。

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5月の通信隊  [日々の眺め]

5月の通信隊

バス停までの道のり、たくさんのヒバリたちが空高くさえずっています。
この草地の中にどれだけの巣が作られているのか
無事に巣立つまでどうか草刈りが行われない様にと祈る思いです。

それにしても大空独り占め、気持ち良さそうです♪

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散歩に行くダイちゃん
後姿はまだ若々しいけど、飼い主さん80代、ダイちゃんも高齢です。
一日一日が勝負よと笑う飼い主さんの言葉、我が身にも重なります。

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通信隊猫フーの目の先、毛虫がゆっくりと道を横切ろうとしていました。
まさか手を出すことはないだろうと思いながらも
渡り切るまで、フーの傍で見守りました。

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通信隊は、今が一番気持ちのいい季節です。

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5月の18日、19日にかけて故郷を訪ねました。
高校時代の弓道部のOB会の誘いを受けました。同学年だけ6人。
腰を痛めているので遠出はどうかなと躊躇したのですが
「もういつ会えるかわからないのよ」という言葉に後押されて参加しました。
地元の温泉に一泊、温泉に入るのも忘れておしゃべりでした。
それぞれに大変な人生を送っていて、高校時代の話よりは今の状況の報告会でした。
布団をびっしり引き詰めた部屋の中で、友の寝息を聞きながら
無理して参加して良かったと思いました。

次の朝は那須に住む弟に迎えにきてもらい、父母のお墓参りをしました。
墓地に行くまでの田んぼ道、たっぷりと水が張られ、整然の植えられた苗、
遠くに那須連峰、つくづく懐かしく、ここが自分の原風景と思いました。

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父も母もいなくなって、故郷は遠くなりました。
自分たちの家はすでに思い出の跡形もなく、
近くの神社の木が太くなっていたことに長い年月を感じました。

久しぶりの父母への墓参り
墓石の前に立つと「ようやく来てくれたのかい」という声が聞こえるようでした。
懐かしというよりも、深い安堵感に包まれているようでした。
空気もなにもかもここは「私の故郷」でした。


その後、弟の車で帰りの新幹線の駅まで送ってもらいまいした。
弟は那須に移住してもう何年にもなります。
車中、那須がいかにいい所かと語り続け
あちこちの山道を遠回りして車を走らせました。
途中、周りの山はどこもかも山藤が満開で、紫色に染められていました。
弟とは一つ違い、父母が亡くなぅてからは会う機会も少なくなり
本当に久しぶりにゆっくりと二人の時間を過ごせました。


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弟たちの畑から眺める那須連峰

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「しっかりしてくれよ」と弟の声に見送られ、西那須野駅から帰途につきました。
腰痛には少し辛い旅でしたが、無理して出かけて良かったと満足の小さな旅でした。

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桜の森 [日々の眺め]

早い桜の開花で、今年はいつになく浮き浮きした気分の春です。
今夜はあちこちで花見の宴が行われているのでしょう。

プロ野球も開幕!
ベイスターズは横浜スタジアムスタートですが・・・4回の表、負けています^;

腰のリハビリを兼ねて近くの市民の森に花見に出かけました。
「まさかりが淵」
小さな小山全体が桜色に染まります。

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丘の上の東屋
早朝だったせいか人影はなく、リスが飛び交う桜の森を
静かに眺めることができました。


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秋の紅葉の時期に訪ねて以来の滝も
新緑に包まれていました。
水も溢れ落ちています。

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木々の間から町が見えます。
横浜は坂が多いのが良くわかります。
何とか1万歩を歩きましたが、やや腰には負担だったかもしれません。

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いつもの通信隊跡地
ますます緑が濃くなりました。

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