SSブログ

2022年 10月初旬の通信隊 [深谷通信隊の四季]

DSC00981 (500x370).jpg

早朝、リハビリを兼ねて近くを歩きます。
この日は朝焼けがきれいだったので、通信隊まで行ってみました。
すれ違う人だれかれとなく「きれいですねぇ」と。


DSC00961 (500x368).jpg

カヤやススキが背丈ほど伸びていましたが
この後すっかり刈り取られていました。


DSC00942 (500x374).jpg

ちょっと前に撮ったヒガンバナ


DSC00932 (500x367).jpg



DSC00970 (450x332).jpg

クサギかな(?)に絡まっている小さな朝顔
淡い色がきれい


DSC00972 (400x300).jpg
DSC00974 (500x368).jpg

草紅葉と雉

IMG_1353 (400x300).jpg




野葡萄の実
日に日にルビー色を濃くしていきます。

DSC00986 (400x289).jpg



IMG_1299 (500x370).jpg

通信隊猫「フー」

***************************************

IMG_1293 (350x256).jpg

最近読んだ猫の本

☆「まる ありがとう 」養老孟司著 西日本出版
  NHKEテレのドキュメント番組 猫メンタリー「猫も、杓子も」
  2018年5月に放映された「養老センセイとまる 鎌倉に暮らす」は
  録画して何度も見ているお気に入りだ。
  鎌倉に住む養老先生と20歳近い老猫まるの日常が淡々と映されている。
  陽だまりに寝転ぶまると、それをただ見守っている老作家。
  画面全体からゆったりとした時間が流れてくる。
  有名な養老先生の本は1作も読んだことはないが、この映像だけでファンになった。
  そのまるが2020年12月に息を引き取った。 
  この本は、その後のまるの死を語った本だ。
  あっという間に読めてしまう本だが、まるへの思いが静かに伝わってくる。

  そうかと思いながらも、私はまるが生きていた時の
 「養老センセイとまる 鎌倉に暮らす」の映像を何度でも見たくなるのだ。


 

☆ 「おじさんと河原猫 うちのシロ」  太田康介著 扶桑社

  帯に「多摩川河川敷で暮らしていた“愛され猫”の物語」と書かれている。

  多摩川河川敷で暮らすホームレスの3人のおじさんと、
  そこに捨てられた猫たちの物語。
  前にNHKの「ダーウィンが来た!」で多摩川で暮らす動物たちというのを見た。
  タヌキやカワウソ、アライグマ、キツネ、鹿もいた。
  そして多数の猫とホームレスの家。
  それぞれがたくましく生きているのを見た後、
  2019年10月、台風19号による洪水があって多摩川は氾濫。
  激しく流れる川の映像を見ながら、
  あの動物たちはどうしただろうと気になった。
  そんな時にこの本を見つけた。
  外で生きるという事はやっぱり厳しいのだ。
  たまたま土手の上にいた猫たちは助かったが
  ほとんどの猫は流れに飲み込まれてしまったとか。

  後半は、その中の真っ白な猫シロとの暮らし。
  ホームレスだったKさんから引き継いだ猫だ。
  シロは「愛され猫」として作者の家で天寿を全うした。

  猫の物語は猫数分だけあるなと思いながら読んだ本。

  

 ☆猫踏ん(?)ゃった俳句 村松友(?)著  角川学芸出版

 (?)の所の文字が打てません。


DSC00997 (300x220).jpg

 この本はまだ読み切れていない。
 目次を見ただけで面白そうと手に取ったが、なかなかさっとは読めない。

 「猫というのはあなどれぬ存在で、塀の上で欠伸でもすれば、名人上手達人に
  俳句のシャッターを押させてしまう強者だ」と

 内田百閒、芭蕉、一茶、久保田万太郎、漱石、蕪村、鏡花、芥川龍之介、虚子、鬼貫、
 楸邨、碧梧桐、子規、三鬼、真砂女、山頭火、尾崎放哉、石田波郷、橋本多佳子、
 鈴木しづ子等著名な俳人たちの猫句を通して、俳句を語っていく本。
 猫俳句だけを語っているわけではないが、猫と俳人の玄妙な関係(帯に書いてあった)
 が知れて面白い。

 内田百閒と聞けば「ノラや」がすぐ思い浮かぶ。
 失踪した猫を捜し求める身の振りかまわぬ様子が、それだけで本になるとは。



DSC00995 (350x227).jpg

nice!(12)  コメント(19) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 12

コメント 19

mm

こんばんは^^
本当に美しい朝焼けですね~♪
ノブドウの実、好きなんですよね~色合いがとってもいい。
内田百閒の「ノラや」は読みましたよ^^
「猫踏んぢゃった」と村松友視(示すが出ないようですね)
by mm (2022-10-06 18:13) 

kiyotan

広い場所で見る朝焼けは綺麗ですね
猫の本はたくさんありますね
絵もたくさんあります
それだけ猫は人間にとって身近な存在なんですね

by kiyotan (2022-10-06 20:01) 

middrinn

一枚目、眼福ですm(__)m 可愛い
フー様は何を御覧なのかな(^_^;)
猫句は犬句より多そうですね(^^)
by middrinn (2022-10-06 20:44) 

東雲

タックンさん
改めまして・・・
こんばんは。(^_-)-☆
朝焼け、美しいですね~!
通信隊の様子も、とても懐かしく感じます。
また時々見せて下さいね!
(ただし、無理は禁物ですが・・・^^)

養老先生とまる、は 私も録画して観ていますよ。
養老先生の語り口とそこに流れる穏やかな空気感が、
観る者の気持ちを和ませてくれるような気がします。
まる も 可愛いかったですよね・・・。
by 東雲 (2022-10-06 21:16) 

sakamono

野ブドウ、キレイですよねぇ。ガムボールが連想されて、
とてもおいしそうに見えるのですが、実際どんな味なんだろう。
本がいっぱい。読書の秋ですね。
私はYouTubeのネコ動画をよく見てしまいます^^;。
by sakamono (2022-10-06 21:31) 

そらへい

朝焼けは早起きしないと見られませんね。
雉子、しばらく見ていません。
良い本に出会うと、
その間ずっと幸せでいられますね。
by そらへい (2022-10-06 22:08) 

タックン

山雨 乃兎さん 
お久しぶりです^^
ご訪問ありがとうございました。
パワフルなご活躍、時々のぞかせていただきます。

by タックン (2022-10-07 12:34) 

タックン

mmさん こんにちは^^
野葡萄の実、お好きだと言ってらっしゃいましたよね。
私もこの何とも言えない色合いが好きです。
家にとって飾るのですが、すぐにしなびてしまいます。
野にあってこその美しさなのかもしれません。
「ノラや」お読みになったのですね^^
涙涙の捜索劇であの内田百閒さんがと可笑しくなります。
でもこの本も何度でも読みたくなるのが不思議です^^
by タックン (2022-10-07 12:42) 

タックン

kiyotanさん こんにちは^^
これからは朝焼けも夕焼けも、きれいに見える季節になりますね。歩くのが楽しみです。
そうですね、猫ブームもあるのか本も絵も写真もたくさん、思わず手に取ってしまいます。
私の部屋にも、あちこちからいただいた猫グッツがいっぱいです(本物もいますが^^)
by タックン (2022-10-07 12:56) 

タックン

middrinnさん こんにちは^^
いつもご訪問ありがとうございます。
middrinnさんのブログの圧倒的な本の内容に
コメントがついていけず、失礼しておりますm(__)m
フーはどこか孤高の猫で、毎日餌を持って行くのに、
思うように甘えてくれません^^
そうですね、私は猫の俳句ばかり気にしてますが、犬の句はあまり見たことがありません。

by タックン (2022-10-07 13:06) 

タックン

東雲さん こんにちは^^
ご訪問ありがとうございます。
本当にお久しぶり、空のアイコンを懐かしく
眺めてしまいました^^
「養老先生とまる」ホントになごみますよね。
この本を読んでから調べてみたら、まるの本も写真集も
たくさん出ているのですね。
我が家の猫たちを見るたび、まるの可愛さにはかなわないな
と思ってしまいます^^
by タックン (2022-10-07 13:14) 

タックン

sakamonoさん こんにちは^^
野葡萄、本当にきれいです。
食べてみたことはないのでどんな味なのか???
鳥がついばむところもあまり見かけないけど
でも葡萄ですものね^^
読書の秋ほど読んではいないのですが、家のいることが
多くなり、積読したままのものをゆっくり読んでいます。

by タックン (2022-10-07 13:26) 

タックン

そらへいさん こんにちは^^
リハビリを兼ねて、あまり人のいない時間をと
早朝歩いています。
同じような人もたくさん、仲間意識が生まれています^^
私も久しぶりにキジを見ました。啼き声だけは毎日聞こえるのですが。写真は撮れなかったのですが、ヒナを連れているキジも見ました。5.6匹、ヨチヨチと可愛い姿でした。
良い本というか、今の私はあまり難しい本は無理のようです^^
by タックン (2022-10-07 13:36) 

mm

こんにちは^^
本と言えば、随分以前にご紹介された小川 糸さんのご本。
「椿文具店」でしたっけ? その後本屋さんで小川さんのご本見つけて購入したことが。
やはり鎌倉のストーリィでした。上手く表現できませんが日常がさりげなく綴られているのですが何だかほのぼのとした感じで、好きな作家さんになりました^^
by mm (2022-10-11 14:27) 

はてみ

夜寝るのが遅くて、朝焼けが見られるような時間に起きることができなくて残念です。
こんな空を見てみたいですが^^
私は疲れると腰が痛くなります。
先日『人生を変える幸せの腰痛学校』(伊藤かよこ、プレジデント社)という本を知って、なんか怪しげだと思いましたが、小説仕立てで、意外に面白く読めました^^
by はてみ (2022-10-11 22:42) 

タックン

mmさん こんにちは。
「ツバキ文具店」いい本でしたよね。
観光地ではない鎌倉がとその地で暮らしている人の
丁寧な暮らしぶりが淡々と書かれていました。
あれから友人の間で回し読み中で、今手元にはないのですが
また読んでみたくなりました。
by タックン (2022-10-12 12:28) 

タックン

私は8時ごろになると眠くなってしまい、3時ごろには起きています(すっかり老人サイクルです^^)
はてみさんも腰痛があるのですね。
私は最初の処置が悪かったようで、こじらせてしまいました。
『人生を変える幸せの腰痛学校』面白そうです。
読んでみますね。
by タックン (2022-10-12 12:45) 

middrinn

拙ブログで取り上げた発売中の芸術新潮が
養老孟司特集号で、どすこい座りをしてる
まるの写真なども掲載されてました(^_^;)
by middrinn (2022-11-04 20:12) 

タックン

middrinnさん おはようございます。
新聞の広告欄だったか芸術新潮に養老先生(つい先生と読んでしまう^^)の文字を見つけてました。
まるの他養老先生の本は読んでいないので、ファンとは言えないのですがまるが無条件に可愛いのでそれで良しかな^^
middrinnさんの所で時々俳句のことが語られているのを楽しみにしています。難しくてコメントはできないのですが。
私が俳句に興味を持ったのは蕪村の句からです。
by タックン (2022-11-05 08:26) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。