師走 [日々の眺め]
師走です。
朝方のピリリとした寒さの中に身を置くと、いよいよ冬が来たことを実感します。
まだ不安定な腰を気にしながら、いつもの散歩コースを歩きます。
外猫フーの元気な姿を確認
フーは休憩で座る私の膝にとことこ寄ってきて膝に上に乗ります。
子猫の時、通信隊で出会った猫。
首輪が汚れきっていて迷子になったのか、捨てられたのか
すごい形相で持っていたパンに食いつきました。
それから何年過ぎたでしょう、相変わらず外猫のまま自由に飛び跳ねています。
家にと思いながらも、我が家も他に老猫3匹がいるため、
どうしたものかと思いながらも朝夕の餌やりを続けています。
腰の具合がまだ本当ではなく、自由に行きたいところに行くという事ができません。
私の行動範囲は家の中を中心に本当に狭く、なにもしないまま、
それでも月日はあっという間に過ぎています。
断捨離の一環で本の整理を始めました。
洋服などは簡単に捨てられるのに、本は一冊一冊ごとに手が止まってしまいます。
もう読むことも絶対ないなと思いながらも、その本を買った当時の自分の心境が
甦ります。
今回思いとどまった本
『猫・大通り』武田花写真集
裏町やそこで生きている猫だけの写真集(人の姿はない)。
ところどころに挿入されている文章がまたいい。
武田花さんの本は、読み終えると「あぁ〜 もっと自由に生きよう」
といつも思わされる。
『生きる歓び』保坂和志
この本は子猫を拾うたびに何度も読んだ。我が家の猫のバイブル。
手元にないがこの作家の『この人の閾』ももう一度読んでみたい。
『富士日記』武田百合子
この本は何度読んだことだろう。
どこからも、いつ読んでも楽しい。
今回入院していた時、同室の90歳の女性が
この『富士日記』を愛読していると話してくれた。
その他、内田百閒の『阿房列車』『ノラや』ほか内田百閒さんの本など
結局、何も捨てられないままほこりを拭いて終わりとなった。
断捨離はいつ終わるのだろう。
土日の楽しみにTVで競馬を見ることがあります。
賭けることはありませんがついつい夢中になっている自分に驚きます。
馬につけられるユニークな名前、パドックで馬の調子を予想する楽しみ。
そして疾走する馬の美しさ。
今日もTVにかぶりついてしまうのです^^
一番下の夕焼け、東京で見た景色を思い出しました。
散歩、寒い時期は腰に良くないでしょうから
あまり無理はされませんように。
それでも、見る景色、出会うこと、季節の変化
折に触れ、行き来する思いはあると思います。
生きている証ですからね。
断捨離、急ぐことないと思います。
とくに本やレコードなどはなかなか捨てる気になれないです。
by そらへい (2022-12-11 17:25)
こんにちは
外猫と言ってもフーちゃんって綺麗ですね。
競走馬ってとても姿が美しいですね。
by mm (2022-12-11 17:32)
先ず、お写真が素敵ですね(^^) 本の断捨離は難しいですね(^_^;)
小生の場合、未読の本ばかりなので、違った意味で困難です(^_^;)
馬名は9文字以内というルールは俳句に似たものがあるかも(^_^;)
by middrinn (2022-12-11 18:09)
冬になりましたね
外猫にとって厳しい季節ですよね
馬の姿美しいですよね 癒されますね
冬は特に関節が痛みます
私も膝痛があるのですが最近少しずつ長く歩ける
ようになりました。
by kiyotan (2022-12-11 18:17)
そらへいさん こんにちは
朝の澄んだ空気が好きなので、ついつい散歩に出かけてしまいます。朝友もけっこういるのですよ^^
断捨離、なかなかできませんね。
本もレコードも手に取ってしまうと当時の自分が思い出されて長い年月を感じます。
今は当時夢中になったあの若いエネルギーがありません。
by タックン (2022-12-12 10:38)
mmさん こんにちは
フーは農家の壊れたハウスの中で過ごしているので
雨風はしのげるようです。
冬毛になってふっくらしてきました。
競走馬、本当に美しいですね。
それぞれの個性もあって見飽きません。
by タックン (2022-12-12 10:43)
middrinnさん こんにちは
いつもコメントをありがとうございます。
本当に本の断捨離は難しいと思いました。
middrinnさんの本の数はいかほどでしょう。
本に埋もれて暮らされているのでは^^
そうですか、馬名は9文字以内となっているのですか。
それにして覚えきれない名前が多いですね。
by タックン (2022-12-12 10:53)
kiyotanさん こんにちは
外で生きる猫たちにとっては厳しい季節がやってきますね。
フーは割と暖かいハウスをねぐらにしているのでまだ安心です。
馬は本当に美しいですね。
パドックを回る一頭一頭に魅入ってしまいます。
kiyotanさんも膝痛があったのですか。
膝にしろ腰にしろ痛いところがあるのは辛いですね。
どうぞお大事にしてください。
by タックン (2022-12-12 11:02)
ご来訪ありがとうございます。
ホント、久方ですね。腰に不具合ですか。
ご養生下さい。
by 夏炉冬扇 (2022-12-12 21:23)
読んでいるブログに登録しました。
by 夏炉冬扇 (2022-12-12 21:24)
冬の朝の散歩。やってみれば気持ちがよいのかもしれませんが、
布団の中でぎりぎりまでぬくぬくしている日々を送っています^^;。
保坂さんの本は結構読みましたが『生きる歓び』は読んでないなぁ。
そういえば、猫と競馬が出てくる小説もありましたね。
本の整理は難しいです。捨てようと、一度よけておいた本を、
また手に取って読んだりすることも。
by sakamono (2022-12-12 21:36)
夏炉冬扇さん こんにちは
登録ありがとうございます。
3年ぶりのブログですが、なんとか再開できました。
夏炉冬扇さんはずっと続けられているのですよね。
すごいです^^
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
by タックン (2022-12-13 13:27)
sakamonoさん こんにちは
歳をとったらどうしても朝早く目覚めてしまいます。
本当は布団の中でぎりぎりまで寝ていたいのですが^^
保坂さん、猫が登場する小説が多いですね。
あのセンテンスの長い文章を読んでいるといつの間にか
本の世界に入ってしまいます。
身体を壊してからは、できるうちに片づけなければと思って始めるのですが、遅々として進みません^^;
by タックン (2022-12-13 13:36)
内田百閒さんの文庫本はわたしも捨てられません。
「甘木君」も忘れられません。
by ハマコウ (2022-12-22 16:11)
冬景色素敵ですね。
by 風船かずら (2022-12-23 12:13)
ハマコウさん こんにちは
コメントありがとうございます。
内田百閒さん、深く読み切るとは言えないのですが
なんか心が軽くなるというか楽しんで読んでいます。
「天木君」は読んでいないのでこれからさがしてみようと思います。
ハマコウさんが紹介されていた宮本常一の「父母の記」も面白そうですね。
by タックン (2022-12-23 15:25)
風船かずらさん こんにちは
いつもコメントをありがとうございます。
日に日に風景が冬めいてきますね。
それはそれでいいなぁと眺めています^^
by タックン (2022-12-23 15:29)
タックン様 胸にジーンと響くお写真と文章を拝見させていただきました。有り難うございました。
by もとこさん。 (2022-12-23 20:51)
レインさん こんにちは
ご訪問ありがとうございます。
お久しぶりですね^^
私も3年ぶりの更新でしたが、レインさんもお休み中
なのですね。更新を楽しみにしています。
by タックン (2022-12-24 12:13)
もと子さん こんにちは
ご訪問ありがとうございます。
いつも同じような写真と文章ですが
お付き合いいただければ嬉しいです^^
by タックン (2022-12-24 12:16)
あっという間に師走ですよね ^^;
年を取るにつれて加速度的に月日の流れるのが早くなるような気がします。何もしていないのに・・・ですね。 ^^;
外猫フーちゃん、タックンさんとはそんなお話があるんですね。元気で長生きしてほしいです。
はい、じぶんも本はなかなか捨てられません。お書きになっいるように、一冊ずつ、思い出がありますよね。タイムカプセルとかその時の日記とか? そんな感じのする本たちです。
本を整理すれば狭い部屋も片付くとは思うのですが・・・ ^^;
by moz (2022-12-26 07:38)
mozさん こんにちは
本当に年々月日が過ぎるのが早くなります。
腰を痛めてからすっかり行動範囲が狭くなりました。
行きたいところがいっぱいなのですが・・・
mozさんのお部屋も本やレコードがいっぱいなのでしょうね^^
残された家族も大変なんで、何とかかたずけたいと思っています。
by タックン (2022-12-26 10:17)
「今回思いとどまった本」という名づけがいいですね。
本はどうしても減らすより増えてしまう感じです。
私は行こうと思えば遠くへも行けるのかもしれませんが、
何かが、たぶん自分が自分の心を縛って、行かせないのかもしれません。
そう考えると、自分を縛っているものから自分を解放したいなあと思います。
by はてみ (2023-01-01 11:32)
はてみさん こんにちは
あけましておめでとうございます
今年もお付き合いよろしくお願いいたします。
はてみさんはきっと本を大切にされるのだとおもいます。
私は先が見えてきて何とかしなくてはと思い始めたところ
入院先で92歳の方が一冊の本を大事に長い間愛しんでいるのをみて、考えさせられました。
自分が自分の心を縛っている・・・どういうことでしょう。
はてみさんは私から見ればとても魅力的ですが、自分を開放するって難しいことかもしれませんね。
by タックン (2023-01-02 12:34)
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