6月の通信隊

6月
いつもより早い梅雨入りになりました。
通信隊は花たちが咲いては散り咲いては散り
季節が走って行きます。

　　　　　　　　　　　シロツメグサの草むらを恐る恐る歩きます。
　　　　　　　　　　　昨年は何匹ものニョロニョロと遭遇
　　　　　　　　　　　彼らの大地でもあるはずなのですが・・・

通信隊に住み着いているらしい番いのカモが
義兄のスイカ畑で休息していました。
近寄っても逃げる様子がありません。
追い払うこともせず 「仕方ないなぁ」と義兄＾＾

のどかな休日です。　


　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　久しぶりに空を見上げました。
　　　　　　　　　　　　　　　　ようやく忙しさが一段落
　　　　　　　　　　　　　　　　あれもこれも吸い込まれて行くようです。




　　　　　　　　　　愛想のないアッチですが
　　　　　　　　　　この頃は自分から近づいてきてはスリスリ
　　　　　　　　　　Ｇパンはいつも猫の毛だらけです＾＾

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クロネイのお昼寝
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出ているのは尻尾と片足＾＾　　　


久しぶりに会った弟から一冊の本を手渡されました。
『日々の眺め』
もう何年前になるのでしょう。
母を介護していた10年間、日々追いつめられていく自分のこころを
何とか平静を保ちたい一心で、書き綴ってものです。

弟は、今はリタイアして那須の方に移住、出版業だった仕事を気ままにやっています。
リング式の本だっら一冊からでも出来ると
「一冊の本社」という出版社名をつけて、身近な人のあれこれを作っています。

この一冊の本を手にして
改めて当時の自分のこころを思い起こしています。
本を読み進めていて　これは誰が書いたの？と思うことしきり
本の中からはすざましいエネルギーがあふれてきます。
このエネルギー　今はまったくありません。
すべてを自分のために使える時間が有り余るほどあるのに
抜けてしまった何かは埋まらないまま　
いつの間にか自分の老いを迎えることになりました。

母も私も一生懸命に生きた　これは証。
感慨深いものがあります。

コメント 24

こんばんは～
お忙しかったのですね。お疲れ様でした。
梅雨はちょっとお休みですね。お花が色々咲いて季節の流れを感じます。

貴重な一冊ですね。
タックンさんのひとつの時代なのですね。

時代の積み重ねが人生なんですよね・・・
私も今の自分の時代を、ちゃんと生きなくちゃ・・・です。。。

by トリエル (2013-06-02 21:04) 

トリエルさん　こんばんは。
忙しかったというよりも　充電不足でしょうか＾＾
またぼちぼちと頑張ろうと思います。
＞時代の積み重ねが人生
本当にそうですね。
その時しかできないことがあるのですね。
そしてそれらすべてに意味があるのでしょう。

トリエルさんはまだまだこれから
今の時代を充実させてくださいね～
by タックン (2013-06-02 22:05) 

このような本の作り方もあるんですね！
自分史を書こうという宣伝を見ることがありますが、この本こそ自分史ですね。本にまとめられる・・・素晴しいエネルギーだと思います。
by 斗夢 (2013-06-03 05:08) 

おはようございます＾＾
季節の移ろいは早いですね～
通信隊も何だかぐっと夏めいて来たように思えます。
クロネちゃん　素晴らしい（？）格好でお昼寝なんですね＾＾

良い弟さんですね～　ご立派です。
なんとも心温まるプレゼント。
by mimimomo (2013-06-03 06:25) 

お仕事お疲れさまです。
活字になった自分貴重な一冊ですね
自分のことながら過去の自分に出会う時
あーこんなこともあったんだ
こんなことができていたんだとか思いますが
その延長線上に今があるんですね
でもこれからの人生も先が見えるようでまだまだ
自分が試される時ですね
by きよたん (2013-06-03 10:22) 

そういったことが本になっているんですね。
いいですね。
今と言う時間と違う世界なんでしょうか？
客観的な視点、ある意味全体像が見える
感じがします。
by 青の風画 (2013-06-03 18:02) 

お久しぶりです。
きれいな青空が一面、通信隊の空、良いですね！
そして昔の自分に会える本、良いですね！
日記が苦手な我輩もBLOGは休み休みですが続いています。
もう8年になります。時々過去ログを振り返っています。
確かに昔は元気がありました、文面から…ｗ
by Ryu (2013-06-03 23:04) 

タックンさんのブログは素敵ですね。
風景でも動物たちの写真でも癒してくれます。

「日々の眺め」はタックンさんが書かれたものですか。
読んでみたいです。
by 未来 (2013-06-04 11:24) 

>斗夢さん　こんばんは。
自分史まではいかないのですが
ある時期の自分の姿が炙りだされています。
とても辛い時期だったのに　読み返えしてみると
なんか必死さが伝わってきて　自分で感動です＾＾
こんな本（リング本ですが）なら　手軽に出来るのですね。




＞mimimomoさん　こんばんは。
梅雨に入ったというのに砂ぼこりが舞う通信隊です。
蒸し暑いのか猫たちはお気に入りの場所でゴロゴロ
クロネイはギョ！とする恰好で寝ていました＾＾

母思いだった弟にとっても　
この本を作ることに思い入れがあったのでしょう。
本当に何よりも嬉しいプレゼントでした。




＞きよたんさん　こんばんは。
本当に過去の自分との対面は不思議な感覚でした。
狭い中で必死に暮らしていたのですが
今よりもはるかに研ぎ澄まされた時間の中にいたと思います。
そうなのですね　その延長線に今があるのですが・・・
年齢的なことでしょうか　エネルギーの枯渇を実感しています。


by タックン (2013-06-04 20:19) 

＞青の風画さん　こんばんは。
確かに　書いたのは私？と
今の自分が　過去の自分を見つめている感覚でした。
私に晩年の人生を委ねきった母の老いを通して
私も必死になって生きる意味を求めた時代でした。
これからその意味がわかるのでしょうか。
もう二度と書かれることのない「一冊の本」になりそうですが。



＞Ryuさん　こんばんは。
こちらこそご無沙汰しております。
すっかりお元気になられて　さすがRyuさんパワーですね＾＾
ﾌﾞﾛｸﾞ　もう8年ですか！
いつもユーモアに満ちて楽しいﾌﾞﾛｸﾞ
私はいつも元気のおすそわけをいただいている気になります＾＾



＞未来さん　こんばんは。
ありがとうございます＾＾
毎回同じような風景ばかりですが、この風景を通して
季節の移り変わりを楽しんでおります。
よろしくお付き合いくださいね。

「日々の眺め」
読んでいただくのに値するかどうか・・・の内容です＾＾
私の方こそ未来さんの詩集があったら　
是非読ませていただきたいと思っています。
by タックン (2013-06-04 20:56) 

このところすっかりブログをさぼっていて久しぶりに拝見しました。空の写真すてきですね。日々の眺め、タックンさんが書かれたのですね。昔書いたものって誰が書いたのって思うときがありますね。必死で何かに向き合わなければならないときって一番エネルギーを出しているのですね。どこか冷静でしなやかな文章を書かれるタックンさん、いつか書いてください。年齢を重ねて見える世界を。
by 風船かずら (2013-06-06 09:33) 

風船かずらさん　こんばんは。
＞必死で何かに向き合わなければならないときって一番エネルギーを出しているのですね
本当にそうだと思います。
今はあまりにも穏やかな日々は続いていて（それでいいのですが）何かを書こうとも思わないのです。
＞年齢を重ねて見える世界を
そうですね　もう少しエネルギーが満ちてくる時を待ちたいと思います。
by タックン (2013-06-07 20:39) 

逃げないなんて、よほど慣れているカモなんですね＾＾。
私は、タックンさん書く、淡々として凛とした文章が、とても好きです。
（うまく表現できませんが＾＾；）
by sakamono (2013-06-08 14:20) 

sakamonoさん　こんばんは。
通信隊には天敵が少ないのでしょう。
カモもキジも今日はヘビも見ましたが（！）
みんなのんびりしています＾＾

ありがとうございます。
sakamonoさんにそう言っていただけて
とても嬉しいです＾＾
by タックン (2013-06-08 20:49) 

お母さんの介護の時を
文章にされ、一冊にされたのはいいことでしたね。
自分は自分と思いながらも、過去の自分もまた
自分でありながら他人のようなところがありますね。
必死でお母様と生きられた貴重な時間、
しかし、ゆったりした気持ちの中でその時を振り返られる今も
また、貴重な時なのだと思います。
by そらへい (2013-06-08 21:59) 

ブログのタイトルになってもいる「日々の眺め」にはそういう意味が込められていたとは、改めて知りました。
弟さんの「一冊の本社」の取り組み、とても素晴らしいです。
以前高齢関係の仕事もしていましたが、認知症対策に使えると思いました。
by レイン (2013-06-09 01:39) 

そらへいさん　こんばんは。
介護日記と言いながら　今読み返してみると
母のことよりも自分のことばかりが書き綴られていました。
私の人生は　私の人生はと。
本当は母の介護の日々を含めて私の人生なのだと
今なら言えるのですが・・・。
そんな日の連続に今がある不思議さを思います。
by タックン (2013-06-09 19:57) 

レインさん　こんばんは。
そのころ、このﾌﾞﾛｸﾞあったら同じように書いていたのだろうかと思います。ひたすらワープロのキーを叩いた日々が遠くに感じます。

「一冊の本社」　データがあれば簡単にできるとか
リングなのでページが薄くても厚くても自分だけの本としては
手軽に出来そうですね。一冊でも二冊でも増刷出来るし
認知症対策ということは自分史を作ってもらうということでしょうか。
by タックン (2013-06-09 20:15) 

再びお邪魔します。
認知症予防、対策の試みとして回想法というのがあります。
自分史（人生の回想録）づくりもその一つです。
一枚の写真から、そのときのエピソードをボラさんが聞きとってまとめるだけでも、リングなら一冊の本になりますね。
それを障害者の作業所で印刷すれば、高齢者と障害者のコラボもできるのでは・・
なんて思いながら、この4月の転勤で医療関係に戻ってしまいました。

by レイン (2013-06-09 20:30) 

レインさん
そうえいば4月からまた関内方面に転勤されたのですね。
多方面にわたるお仕事　
ご活躍の場がつぎつぎ用意されているのでしょう。

一枚の写真からの自分史ですか
傾聴しながら聞きとる
ボランティア活動としてもいいかもしれませんね。
誰でも人の一生はその人だけのドラマがあります。
書き残すことが生きた証になりますね
たとえ小さな点だとしても。
by タックン (2013-06-09 22:16) 

今日は。
今を大切にしつつ日々が過ぎていきます。
by 夏炉冬扇 (2013-06-17 14:33) 

タックンさん　こんばんは！
１週間前に帰ってきました。

『日々の眺め』・・・
タックンさんと弟さんの想いが込められた
とても貴重な“自分史”・・・
大切な宝物ですね！
by 東雲 (2013-06-22 21:16) 

夏炉冬扇さん　こんにちは。
夏炉冬扇さんのﾌﾞﾛｸﾞからは充実された日々の様子が
伝わってきます。
時々送っていただいた短歌集を読ませていただいていますが
いまさらですが立派な装丁ですね。
私の本はたった一冊の簡単リング本です＾＾
by タックン (2013-06-23 13:15) 

東雲さん　こんにちは。
いろいろ大変でしたね。
少しは落ち着かれたのでしょうか。

この本　自分史とまではいかない内容ですが
ある時期の自分のこころの足跡です。
介護が大変だった大変だったばかり
あの世で母が「私だって大変だったのよ」と笑っている顔が
浮かびます＾＾

毛虫　気をつけて下さいね＾＾
by タックン (2013-06-23 13:29)